イェーモンミャは無国籍で難民の真相！両親やサッカー選手の兄を調査

春高バレーの名門・下北沢成徳高校の主将を務める、イェーモンミャ選手。

名前から分かる通り、イェーモンミャ選手の両親は海外の方です。

そんなイェーモンミャ選手は無国籍で難民という噂があったので、気になって家族のことについても調べてみました。

【下北沢成徳】イェーモンミャ選手は無国籍で難民の真相！

ミャンマー人の両親から生まれた、イェーモンミャ選手の国籍について紹介していきます。

名前	イェー・モンミャ
生年月日	2006年12月17日
出身	東京都江東区
身長	175cm
最高到達点	300cm
学歴	世田谷区立北沢中学校 下北沢成徳高等学校(在籍)

イェーモンミャ選手は無国籍で認定難民という位置づけ

結論からいうとイェーモンミャ選手は、日本国籍でもミャンマー国籍でもなく認定難民(無国籍)として日本で生活されています。

認定難民とは：難民の認定を受けた外国人

イェーモンミャ選手の父・ミャットゥさんはミャンマー西武にあるラカイン州の出身です。

1988年8月にミャンマーで起こった民主化運動に参加し民主化運動の学生を支援していたミャットゥさんは、政府から監視され始めます。

1991年にミャットゥさんは警察に逮捕される直前に、マカオに逃げ日本にたどり着きました。

東京でビルマ民族の妻と結婚して、日本でイーモンミャさんと兄を設けたミャットゥさん夫妻。

その後ミ日本で何度も申請したのち、認定難民として認められています。

イェーモンミャ選手は日本国籍を取得する？

日本で生まれて日本で育ったイェーモンミャ選手ですが、現在は無国籍です。

認定難民として、日本の国民年金や福祉手当等の受給資格はあり、証明書の提出で海外渡航も可能です。

イェーモンミャ選手はこれから日本国籍の取得を目指すかどうかについては分かりません。

日本バレーボール協会は、そこに所属していれば国籍関係なく日本代表にはなれるので、イェーモンミャ選手が不都合を感じていなければ日本国籍取得について積極的に動くことはないのかもしれませんね。

イェーモンミャ選手の両親はどんな人？

父親はバレーボールミャンマー代表選手だった

イェーモンミャ選手の父・ミャットゥさんは、バレーボールミャンマー代表選手でした。

なんとミャンマー人としてはめずらしい185cmの高身長で、ライトのアタッカーとして活躍していたんです。

大学を卒業したあとに内務省下のバレーチームに所属しながらも、民主主義の学生たちの支援をしたことで監視対象になってしまったミャットゥさん。

もし日本での難民認定が認められなかったら、家族で強制帰国・収容という道が待っていたそうです。

母親はビルマ民族

イェーモンミャ選手の母親は、マチュチュウィンさんといってビルマ民族の女性です。

意思を強く持った女性で、イーモンミャ選手に

「勝ちにこだわれ」

「やられたらやり返す、気が済むまで」

と強くあれと教えてきたそうです。

またイーモンミャ選手の兄に対しても、

学校でも町の中でもサッカーのチームの中でも、何を言われても変わりなく、いつも毅然と誇りをもって生きなさい

imidas

と教え、難民という一見変わった立ち位置でも強くあることを教えてきたんだそう。

イェーモンミャ選手の兄は現役のサッカー選手

イェーモンミャ選手の兄は、カウンゼン・マラさんです。

イェーモンミャ選手とは４歳離れており、同じく無国籍で指定難民として暮らしています。

しかし兄のカウンゼン・マラさんは本気でサッカー日本代表を目指しており、近い将来日本国籍を取得できるよう動いているとのことです。

肌の違いなどで過去にはいじめにあってきてという、カウンゼン・マラさん。

それでも実力で見返せ！というご両親の教えから、小2から始めたサッカーを極めて、

というトップクラスのチームに所属してきました。

産業能率大の卒業後の進路については発表されていませんが、どこかしらのJリーグチームに加入する可能性が高そうです。