24時間TVのランナーとしても注目されている、人気芸人のやす子さん。
そんなやす子さんが8月に自身が高校時代を児童養護施設で過ごしたことを、発表されました。
今回はなぜやすこさんが自動養護施設で育ったのか、またどこの養護施設を出たのかについて調べてみました。
やす子さんが児童養護施設にいた理由が壮絶すぎた!
やす子さんが16歳の高校時代から児童養護施設にいた理由は、家庭の経済状況と父親からの虐待から逃れるためです。
極貧時代を過ごした幼少期
やす子さんのご両親は父親の虐待の影響もあり2歳で離婚し、それ以降母親は昼夜問わず働きに出ていました。
その後母親と新しい父親になる男性は再婚しましたが、その父親からも虐待を受けてたんだそうです。
やす子さんの家庭の経済環境は厳しく、小学校のころは給食の残りを家に持ち帰って妹を食べ合う日々もありました。
やす子さんの貧しかった時代のエピソード
- 50円でパンの耳を買って、それで食をつないでいた
- 濯機はなかったのでシャンプーで体操着を洗っていた
- 給食がない夏休みは地獄だった
- パンの耳でお腹を膨らませていた
こういったことから、窮地に落ちたときには自ら児童養護施設を訪れ保護をお願いしたというやす子さん。
父親からの虐待から逃れるために16歳からは親元を離れることを決断し、高校卒業する18歳まで児童養護施設で暮らすことを決めたという経緯があったようです。
児童養護施設では3食食べらることに驚き!
16歳から施設にお世話になったやす子さんは当時について、
「こんな幸せな世界があるのか、こんなに3食食べられる世界が食べられる世界があるんだと思って感動した」
と語っていて、いかに貧しかった日々を過ごしてきたのが伝わってきました。
当時は18歳になると施設を出ないといけない決まりだったようで、やす子さんはルール通り高校卒業と同時に施設を出て自衛隊に入所しています。
やすこさんが施設後に自衛隊を選んだ理由も、かなり壮絶でした。
- 責任者(保護者)がおらず、家が借りれなかった
- 家がないので携帯も契約することができない
- (親に頼らず生きていくのに)衣食住が揃っている自衛隊に入らざるを得なかった
これだけ大変な子供時代を過ごしてきたやす子さん。
22歳までは母親と疎遠でしたが、現在は休みがあると家族がいる山口県に帰省して、一緒の時間を過ごすまでに仲が戻っているそうです。
やす子さんが入所していた児童養護施設はどこ?
やすこさんは自身が入所していた児童養護施設については、公表されていません。
しかしやす子さんの地元である山口県の施設であることは間違いなさそうです。
やす子さんは高校時代に児童養護施設に入っていたので、おそらく高校に近い施設だったのではないでしょうか。
やす子さんが卒業した高校は、山口県立宇部中央高等学校です。
ここから近い児童養護施設は2つありました。
候補①
- 山口県山陽小野田市大字小野田6111-28
- やす子さん高校から直線距離で約10km
- 電車だと1時間ちょっと
- 自転車だと40分~50分
候補②
- 山口県山口市阿知須1448番地
- やす子さん高校から直線距離で約12km
- 電車だと約1時間半
- 自転車だと1時間20分~30分
どちらの施設もやす子さんが通っていた高校へは徒歩では通えない距離でした。
やすこさんは公共の交通機関、もしくは自転車で通学していたと思います。
やす子さんが児童養護施設育ちを話してこなかった理由!
やす子さんは2024年の24時間TVマラソンランナーに決まるまでは、芸人になったあとも積極的に施設を出たことは話してきませんでした。
その理由については、
「“かわいそう”って思われて、偽りで明るくやってると思われる」
ことを避けたかったと語っていました。
人に恵まれてここまでこれたというやす子さんは、24時間TVのランナーになることで、全国の児童養護施設に注目してサポートしてもらいたいとも話しています。
何らかの事情で親と住めなくなった施設の子どもたちが豊かに育ってくれることを願っているというやす子さん。
自分の生い立ちを話すことで、児童施設への支援に繋げたいという純粋な気持ちが素敵だなと思いました!
24時間マラソンは悪天候の中の開催となりそうですがやす子さんに怪我がなく安全にゴールできるよう祈るしかないですね。