パリ五輪の女子レスリング・フリースタイル50kg級で、1回戦相手・日本の須崎優衣選手に勝利したインドのビネシュ・ビネシュ選手。
決勝まで駒を進めたものの、なんと体重超過で失格。
一体何があったのか、ビネシュ・ビネシュ選手のwiki風プロフィールとあわせて調べてみました。
目次
ビネシュ・ビネシュ選手wikipedia風プロフィールや成績
ビネシュ・ビネシュ選手のプロフィールなどを紹介していきます。
ビネシュ・ビネシュ選手のプロフィール
名前 | ビネシュ・ビネシュ (Vinesh Phogat) |
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生年月日 | 1994年8月25日 |
年齢 | 29歳 |
出身 | インド・ハリヤナ州 |
身長/体重 | 159cm/57kg(通常時) |
※英語名はヴィネシュ・フォガット
ビネシュ・ビネシュ選手の家族
ビネシュ選手はインドでも有名な6人姉妹で、なんと全員がレスラーでフォガット姉妹として知られています。
姉妹といっても従弟関係も混ざっているようですがビネシュ選手の亡くなった父親と、その弟の叔父に小さい頃からレスリングを習っていたようです。
ビネシュ選手自体も2018年12月にレスラー仲間でインド鉄道での同僚だった、ソムビル・ラティー選手と結婚しています。
ビネシュ・ビネシュ選手のこれまでの成績
ビネシュ選手はこれまで階級を変更しながら、数々の世界大会でメダルを獲得してきた選手です。
主な大会成績
- 2018年:アジア選手権 53㎏級 銅メダル
- 2018年:コモンウェルスゲームズ 50㎏級 金メダル
- 2018年:コアジア競技大会 50㎏級 金メダル
- 2019年:アジア選手権 53㎏級 銅メダル
- 2019年:世界選手権 53㎏級 金メダル
- 2021年:アジア選手権 53㎏級 金メダル
- 2022年:コモンウェルスゲームズ 50㎏級 金メダル
ビネシュ・ビネシュ選手の決勝戦失格までの時系列
3度のオリンピック出場を経験し、パリ五輪では決勝戦まで進んだビネシュ選手が直前に失格となってしまうまでの、時系列をまとめます。
時系列
- 8月6日:1回戦で連覇を狙う日本の須崎優衣選手に勝利
- 同日は準決勝も勝利し、翌日アメリカ・サラ・ヒルダーブラントと決勝戦を行う予定だった
- 8月6日:準決勝を終えたビネシュ選手の体重は52.7㎏(階級:50kg)
- そこから飲まず食わずで、夜通し走る・サウナに入るなど減量に励む
- 8月7日:髪も切ったが決勝戦前の計測で、50.1㎏で100gオーバーのため失格
- ビネシュ選手は「脱水症状」で入院
参照:THE ANSWER
チームの証言によると、ビネシュ選手の本来の体重は57㎏。
2020年のパリ五輪では53㎏級で出場しており、今回は50kg級へ階級を変えて出場していました。
1回戦~準決勝の3試合を終えたあとの食事が原因で、体重が増えてしまったビネシュ選手。
一晩で過酷な減量を試みましたが、100g超過による失格・その後入院されたようで、スポーツ選手の壮絶な舞台裏にただただ驚くばかりです。
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— geeta phogat (@geeta_phogat) August 7, 2024