天才と呼ばれる話題の作家・辻村深月(つじむらみづき)さん。
辻村さんの最高傑作といわれる「かがみの孤城」は、アニメ映画化や舞台化にもなり話題となりました。
今回は辻村深月さんの本名やご家族について、調べてみました。
作家・辻村深月さんの本名は非公表!
早速辻村さんの本名や、ペンネームについて調べてみました。
「辻村深月」はペンネーム
辻村深月さんの本名は非公表です。
「辻村深月」がペンネームということは、辻村さんを知る方にとっては以前から知られています。
辻村さんは2004年のデビュー作「冷たい校舎の時は止まる」の時から、このペンネームで活動しています。
デビュー作の主人公の名前も辻村深月なんだって!
ペンネームは憧れの小説家が由来
「辻村深月」というペンネームは、小説家「綾辻行人(あやつじゆきと)」さんから「辻」の1文字をもらって付けています。
辻村さんは小学生のころから綾辻行人さんの大ファンで、何度もファンレターを送り、ご本人と手紙やメールで連絡を取るまでになったそうです。
辻村深月さんはペンネームに綾辻行人さんの辻を付けるくらいに憧れていたというエピソードを思うとグッとくる
— れんそう (@radiopany) December 6, 2016
作家・辻村深月さんの結婚した夫や子どもについて
辻村さんは千葉県の大学を卒業して、山梨でUターン就職ののち結婚されています。
そんな辻村さんと結婚されたご主人やお子さんについて、調べてみました。
辻村深月さんの夫
辻村さんの夫は一般の方ですが、辻村さんとは地元山梨での学生時代からの友人でした。
学生時代からの友人と結婚したので、当時から私が小説を書くことが当たり前の状態で、職業にしてからもそこを理解してくれていて、ありがたいですね。
引用元:婦人公論.jp
2008年に専業作家になると決めて会社を退職したタイミングで、今のご主人と結婚されています。
辻村深月さんのこども
辻村さんのお子さんは2人です。
長男
2011年生まれ
長女
2016年生まれ
5歳差の2人の子どもを育児をしながら、年数冊の単行本(長編・短編)を執筆されてきた辻村さん。
仕事の時間は上手く捻出しながら、ご家庭と執筆活動を両立されてきたようです。
朝8時に子どもたちを送り出し、娘を迎えに行く夕方5時頃までを執筆タイムにしています。『かがみの孤城』のクライマックスシーンを書いた時は、パジャマのまま飲まず食わずで集中し、ハッと気づいたらお迎えの時間ということも。
引用元:婦人公論.jp
また自分時間の確保のために、朝活をしているとも語っていました。
今は子どもと一緒に夜10時に寝て、朝4時に起き、自分の時間を確保しています。その時間は原稿を書いてもいいし、好きなドラマやアニメを観てもいいことにして。
引用元:婦人公論.jp
辻村さんの素晴らしい小説作品は、ママとして時間管理を上手くこなしながら誕生した努力の結晶なんですね。
作家・辻村深月さんの母親・父親はどんな人?
辻村さんの母は保健師だった
辻村さんのお母さまは、保健師として働いていたそうです。
辻村さんが母親について語っていたことををまとめました。
辻村さんの母親
- 辻村さんには地元山梨で就職してほしかった
- 小説家になることにはあまり応援されてなかった
- 若い時に小説を書いていて、読書好きだった
- 辻村さんが長男出産後から小説家の仕事を認めてくれた
最終的には、作家という仕事を認めて応援してくれているという辻村さんのお母さん。
昔は小説を書いていたということで、辻村さんの文才はお母さまからの遺伝も影響しているかもしれませんね。
父親は役所勤務の公務員
辻村さんのお父さまは、山梨県の役所に勤めている公務員でした。
辻村さんの父親
- 辻村さんが中学のころ、父親と色んなゲーム機種で遊ぶ
- 母親にゲーム禁止されるも父が隠し場所を教えてくれた
- 実家で執筆をしていた辻村さんをサポートしプリンターやインクの補充をしてくれていた
- メフィスト賞を受賞したデビュー作は父親に贈った
- 父親は過去のメフィスト賞作品を全てを買い集めてプレゼントしてくれた
どちらかというと、父親の方が辻村さんが作家になるという夢を応援してくれていたようですね。
辻村さんはご両親をとてもバランスが取れていて、だからこそ小説家としてやっていけているとも仰っていました。
作家・辻村深月さんのプロフィール
名前 (ペンネーム) | 辻村 深月 (つじむら みづき) |
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生年月日 | 1980年2月29日 |
出身 | 山梨県笛吹市 |
最終学歴 | 千葉大学教育学部卒 |
作家デビュー | 2004年 |
家族 | 夫・長男・長女 |
作家・「辻村深月」はペンネーム。本名はデビュー時から非公表
今回は、辻村深月さんの本名やご結婚、お子さまについて調べてみました。
直木賞を受賞した2012年には、すでにママさん作家だったということに驚きです。
今後も青春ミステリーや、日常のプレッシャーや孤独に向き合い方を繊細に描かれた大作を期待したいです。