映画すずめの戸締まりで主要キャラとして登場する猫の『ダイジン』。
公開以降、「ダイジンはなぜダイジンと呼ばれてるの?」「名前の由来は?」という声が多かったので調べてみました。
ここでは猫のダイジンの名前の由来と、劇中に出てくるサダイジンとの関係についても紹介しています。
すずめの戸締まり『ダイジン』の名前の由来と裏設定!
ダイジンの表向きの名前の由来は劇中の【SNS】です。
詳しく解説していきます。
ダイジンはSNSのつぶやきから付けられた
流れ
- ダイジン(猫)が草太を椅子に変えて、船で逃げ出す
- その姿を見た人がSNSにつぶやきを投稿
- 鈴芽がスマホでSNSをチェックすると、こう書かれていた
「白いおひげが昔の大臣みたいで超キュート」
「頬ヒゲの上向きカールがマジ大臣」
それから鈴芽も「たしかに・・」と納得してダイジンと呼ぶようになり、ダイジン自身もこの名前を気に入った感じです。
しかし元々の由来は別のものがあるので、次に紹介します。
ダイジンの由来は「大神様」だった
『すずめの戸締まり』のパンフレットでは、ダイジンの名前の由来は
【強大な存在で重要な役割を任されているから】
と書かれています。
なのでダイジン=大神ということでしょう。
ダイジンの見た目も「大臣っぽく見せるために上向きにデザインした」と記載があるようです。
ということは、
- 元々ダイジン(大神)という名前は決まっていた
- 劇中で名前を定着させるためにSNSを使って「ヒゲが大臣っぽい」というつぶやきを鈴芽が見るシーンが作られた
という可能性が高いかもしれません。
ネットではダイジンの由来について裏設定が噂されている
ダイジンの名前の由来については、SNSではまた違う由来があるとささやかれています。
それが【ダイジシン(大地震)】から死(シ)を取って、ダイジンなのでは?ということです。
真相は分からないけど
— ちゃっち (@SixTONES__aaa) December 23, 2022
ダイジンは大地震(ダイジシン)から
死(シ)を引いてダイジンになるから
地震によって多くの死者を出さない
要石ってことが名前の由来なのかな?
っていう考察をみて驚いたしその説ある#すずめの戸締まり
ダイジンがの正体が災いを封じる要石(かなめいし)ということから、大地震と名前がリンクしているのでは?という考察も広がっているようです。
ダイジンの名前の由来については、パンフレットに書いてある「大神」が元だと言ってよさそうです。
しかし映画すずめの戸締まりを見た人が、いろんな視点からダイジンの由来を考えているのは興味深いですね!
すずめの戸締まり『ダイジン』と『サダイジン』の関係は?
宮城に行く途中のSAで、いきなり現れた黒猫のサダイジン。
一体ダイジンとどういった関係なのか調べてみました。
ダイジンとサダイジンは先輩後輩の関係説
ダイジンとサダイジンは要石の先輩・後輩にあたる関係のようです。
ダイジンは西の災いを鎮める要石、サダイジンは東の災いを鎮める要石でした。
ダイジンは白猫、サダイジンは黒猫で体格もダイジンよりも倍以上大きくなっています。
サダイジンは100年前、関東に大震災をもたらしたミミズを鎮めた要石です。
恐らくサダイジンは、ダイジンよりもさらに前に要石となり日本を災いから守っていたのでしょう。
サダイジンは草太の祖父の先輩閉じ師?
黒猫のサダイジンは、草太の祖父・宗像羊朗の先輩閉じ師説について紹介します。
映画『すずめの戸締まり』の劇中では、サダイジンが草太の祖父・宗像羊朗の病室を訪れるシーンがありました。
そこで羊朗が発した言葉が、
「お久しゅうございます」「あの子(鈴芽)についていかれますかな。よろしくお頼み申します」
でした。
羊朗がサダイジンに対して敬語を使っていることから、サダイジンが目上の人間に当たる可能性が高いです。
羊朗が元閉じ師だったことから、サダイジンは昔人間で羊朗と知り合いの先輩閉じ師だったのでは?とも言われています。
すずめの戸締まり『ダイジン』の名前の由来は大神という説が濃厚
今回はすずめの戸締まりに出てくる重要キャラクターダイジンの名前の由来について、紹介しました。
なぜダイジンなのか劇中ではSNSの投稿からとなっていますが、新海誠監督はもともと大神様という設定でダイジンを作っていたということです。
ネットでは大地震とダイジンの名前についての繋がりを考察している声もあったりと、色んな解釈がありました。
2024年4月5日(金)の金曜ロードショーで放送されるので、チェックしてみましょう!
また主題歌『すずめ.feat十明』をうたう綺麗な声の女性歌手・も話題になっています!