パリオリンピックの、モンゴル代表ユニフォームのデザインが素敵だと話題となっています。
そのデザインをしたのがモンゴル生まれのファッションブランド『ミシェル・アマゾンカ』。
一体どんなブランドで、どのような商品を展開しているのか気になったので調べてみました。
【ミシェル・アマゾンカ】どんなブランド?
まずは『ミシェル・アマゾンカ』について、紹介します。
『ミシェル・アマゾンカ』は姉妹で創設されたブランド
『ミシェル・アマゾンカ』はモンゴル出身の姉妹、
- Yanjindulam Choigaala (Michel/ミシェル)
- Nyamkhand Choigaala (Amazonka/アマゾンカ)
が2013年に創設したブランドです。
2人のもう一人姉妹、Monkhjargal Choigaalaが2014年12月からCEOとして『ミシェル・アマゾンカ』の事業に関わっています。
ミシェルとアマゾンカはモンゴルで最も成功したブランドのオーナーであり、世界からも注目を浴びているんです。
『ミシェル・アマゾンカ』のコンセプトは?
ミシェル・アマゾンカのコンセプトは、モンゴルの伝統的なイメージをグローバルレベルのファッションで表すということのようです。
『ミシェル・アマゾンカ』の目標の一つが、世界のファッショントレンドと同じレベルにし、世界市場に参入するということです。
そのためにローカル(国内)のデザイナーとグローバルファッションブランドとの差が大きくならないように以前より取り組んでいるといわれています。
またミシェル・アマゾンカのデザインのインスピレーションは、母親の手作りの装飾や修道士だった祖父の使っていた刺繍のものからきています。
海外にはあまり行かないという2人は、モンゴルの伝統や文化を通してデザインのアイデアを見つけていると語っていました。
2024年パリ五輪代表のユニフォームもまさに、モンゴルのイメージをを全身で表したような作りで世界から大絶賛を受けていましたね。
ちなみに2021年に開催された東京オリンピックの際も、『ミシェル・アマゾンカ』がモンゴル代表のユニフォームを作っていました。
2021年東京オリンピックのモンゴル代表
前回はよりモンゴルの民族衣装を全面に出していますが、今回は白と濃い緑の洗練されたデザインになっておりさらにかっこよくなっていますね!
【ミシェル・アマゾンカ】どんな人たち?
次に姉のミシェルと、妹のアマゾンカについて紹介していきます。
2人はモンゴル・ウランバートル出身で、エンジニアの父親と医師の母の元に生まれました。
ご両親の職業からみるに、2人の実家はモンゴルの中でも裕福だったと考えられます。
ミシェル
- 1986年生まれ
- 母親の装飾や手作り好きの影響で小さい頃から服作りが好き
- 既婚・子供あり
- デザイン作成のスピードが速い
- シルエットのデザインが得意
アマゾンカ
- 1988年7月31日生まれ
- 芸術大学を卒業しデザインの学位を取得
- 歌も得意で2006年~2011年までは歌手として活躍
- 既婚・子供あり
- デザインアイデアは熟考するタイプ
- フォントやカリグラフィー・モノグラムのデザインを担当
【ミシェル・アマゾンカ】展開する商品はどんなもの?
ミシェル・アマゾンカではモンゴルで有名なカシミア生地だけでなく、それ以外の生地でもモンゴル風の洋服を男性・女性・子供用に展開しています。
ここでは一部の商品を紹介しますね。
値段を日本円にすると子どもの物は数千円~1万円以内、大人のものになると一番高い商品で12万円弱でした。
Women
Men
このジャケットがネットで一番高額で日本円で約12万円!
Kids
ミシェル・アマゾンカのコンセプト通り、どこかしらにモンゴルの雰囲気を感じられるヨーロピアンスタイルのデザインとなっていますね!
現状では『ミシェル・アマゾンカ』の公式サイトでしか購入が出来ず、日本からの購入は難しそうです。
しかし今回パリオリンピックでモンゴル代表のユニフォームが有名になったことで、もしかしたら日本にもポップアップなどが開かれるかもしれませんね。