『月曜から夜ふかし』に出演し株主優待生活で有名になった、桐谷さん。
優待生活のイメージが強くて、桐谷さんがプロの将棋士であることを知らない人も多いかもしれません。
今回はそんな桐谷さんがどのくらい将棋が強いのか、実力や将棋の成績などわかる範囲で調べてみました。
桐谷さんの将棋の強さや実力はどうなの?
桐谷さんの将棋の強さを表す段位について、紹介していきます。
プロ棋士で段位は七段
桐谷さんは現在も将棋のプロ棋士で、2007年3月31に日に七段のまま引退されています。
七段とは?
- プロ棋士は四段からスタートして九段が最高段位
- 七段になるには公式戦で計370勝する必要がある
- 公式戦の他にも竜王戦の挑戦や他の規定で昇段することもある
将棋のタイトル保持者でも九段とは限らなくて、七段の棋士もいるんだって
桐谷さんは過去のインタビューで、
「入門してからプロ(初段)になるまで7年かかった」
と語っています。
そこからまた七段にあがるまでは、相当な苦労があったと思われます。
桐谷さんの将棋成績は?
桐谷さんの通算成績は、327勝483敗でした。
勝率5割には届きませんでしたが、5割届く棋士は強い棋士以外はなかなか難しいと言われているようです。
桐谷さんは当時では珍しいパソコンを導入して、研究していたので「コンピューター桐谷」という異名で呼ばれていたといわれています。
藤井聡太さん並みの研究心がありそうだね
桐谷さんの将棋の経歴は?
桐谷さんが将棋を始めるきっかけやその後の経歴について、調べてみました。
桐谷さんが将棋を始めたきっかけ
父親が将棋のアマチュアの強い方だったことで、将棋のこと自体は知っていた桐谷さん。
実際に将棋を始めたきっかけは、”近所の接骨院の先生”でした。
友人が学校で骨折したので、接骨院に同行した中学生の桐谷さん。
そこの待合室で、院長先生が患者さんと将棋を指しているのに交ぜてもらった事が始まりでした。
大人といい勝負をした桐谷さんを院長先生が気に入り、1ヶ月ほど毎日院長と将棋をしたことで将棋にハマっていったそうです。
桐谷さんの将棋経歴
高校卒業するころになると、「プロの棋士になりたい!」と思うようになった桐谷さん。
大学には進まず、18歳でプロの棋士になるために上京。
将棋の奨励会に入会し、升田幸三門下となりました。
プロ棋士の初段になるまで7年かかった桐谷さんですが、その後は順調に25歳で四段に昇段しています。
次に桐谷さんの昇段履歴を紹介します。
昇段時期 | 段位 | 桐谷さんの年齢 |
---|---|---|
1970年 | 初段 | 20歳 |
1975年7月 | 四段 | 25歳 |
1982年11月 | 五段 | 32歳 |
1990年12月 | 六段 | 41歳 |
2005年4月 | 七段 | 55歳 |
桐谷さんの時代は昇段に飛び級がなく、上がるのが厳しかった時代と言われています。
そんな中でも、時間がかかりながら順当に段をあげてきた桐谷さん。
個人投資家としても活動されていたので、二足のわらじという感じだったのかもしれませんね。