【パリ五輪】柔道審判おかしい・レベルが低い!不可解判定まとめ

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パリ五輪が始まって以降、柔道審判の相次ぐ不可解判定が続いています。

今回はパリ五輪柔道審判団がおかしい・レベルが低いと言われた不可解判定や、なぜ国際柔道連盟の審判員のレベルが低いのがをまとめてみました。

目次

【パリ五輪】柔道審判おかしい・レベルが低い!不可解判定まとめ

パリ五輪での審判がおかしい・レベルが低いと言われる理由に繋がった、不可解判定をまとめました。

今回のパリオリンピックでは『誤審ピック』という造語まで出てきており、誤審にあふれていると話題になっています。

※オリンピック×誤審を足した造語

【事例1】永山竜樹選手とガルリゴス選手の対戦

永山竜樹選手とガルリゴス選手

まず今大会一番の誤審と言っていいのは、「永山竜樹選手とガルリゴス選手の対戦」でしょう。

試合終盤、絞め技を掛け合いの最中の「待て」の声。

その声を信じて気を緩めた永山選手が絞め続けられ、解き放たれた瞬間の失神で相手の一本判定。

審判団は「待て」を掛けるべきではなかった(誤審)のは認めたものの、絞め続けたガルリゴス選手勝利の判定は覆らず。

これに関しては女性審判への批判と相手・ガルリゴス選手への批判が国内から上がっています。

【事例2】村尾三四郎選手とラシャ・ベカウリ選手の対戦

男子90kg級・村尾三四郎選手とジョージア出身・ベカウリ選手との決勝でも疑惑の不可解判定がありました。

残り1分を切ってから村尾三四郎選手が内股で技ありを取ったかに見えましたが、審判は見逃したのか分からなかったのか、反応せず

疑惑の瞬間

この技ありが取られていたら、村尾選手が合わせ技2本で勝利金メダルでした。

ビデオ判定もないまま試合が続いたということは、よほどこの審判は自信があったのでしょう。

そのまま試合は続行し、相手が技ありをとり合わせ技で一本判定

解説の大野将平さんは、

「ほぼ技ありであったと思います」

「ポイントがあってもおかしくなかった。私も見ていて思いました。村尾選手も手応えを感じた内股だったと思います」

Yahoo

とコメントしており、有識者でもこの判定には納得いかなかったようです。

気になって国際柔道連盟講道館柔道の試合審判規定を比べてみると、判定基準が微妙に違っているようです。

技ありの判定基準について

講道館柔道

完全に「一本」とは認めがたいが、今少しで「一本」となるような技のあったとき。

【国際柔道連盟】

相手を制して投げ、「一本」の条件のうち、「速さ」「強さ」、「背中が大きく畳につく」のどれかひとつが部分的に欠けたとき。

【事例3】高山莉加線選手とアナマリア・ワグナー選手の対戦

高山莉加線選手と審判
東スポWEB

女子78kg級の準々決勝でも、また日本に対する不可解判定で高山選手が敗退するという事例がありました。

高山選手の負け判定は指導3つを与えられたからです。

しかしその指導3つ目の反則理由が不明 (Undetermined)と表記され、また柔道審判に対する不満の声があがっています。

すでに2つの指導を受けていた高山選手は、ビデオ判定により反則理由不明で負けとなりました。

3つ目の指導の流れ

  • 3分26秒上背でまさるワグナー選手に右手で奥襟をつかまれる高山選手
  • 頭を下げさせられた高山選手は必死に抜け出した
  • 審判が直後に試合を止めてビデオ判定
  • 高山選手が首を抜いた行為(首抜き)が指導の対象とされた

国際柔道連盟の試合審判規定によると、

「組んでいる腕の下から相手が頭を故意に抜くことによって「標準的」でない組み方となった場合、首を抜いた試合者が直ちに攻撃を施さなければ「指導」が与えられる

Yahoo

という決まりがあるようです。

高山選手は首抜き行為後にすぐに攻撃を仕掛けてはいなかったので、指導を取られたということでした。

指導を受けた高山選手は驚きの表情を見せて、少し呆然と立ち尽くして納得がいかないという姿を見せていました。

【事例4】橋本壮市選手とガバ選手の対戦

橋本壮市選手

続いての事例は橋本壮市選手と地元・フランスのガバ選手による男子73kg級の準々決勝

お互い組手の取り合いに苦戦し技をなかなかかけられないまま、延長戦で最後は極端な防御姿勢。組手を切ったということで、3つ目の指導が橋本選手に。

反則負けとして橋本選手が敗退したのですが、ネットでは

  • なんか納得いかない。攻めてたのは橋本選手なのに
  • なんだかよく分からない反則負けにモヤモヤ
  • 柔道は、相手を倒すより 反則を誘う種目に変わったね

など、わだかまりが残る不可解判定となりました。

【事例5】角田夏実選手とバブルファス選手の対戦

審判とバブルファス選手
デイリースポーツ

また柔道女子48キロ級・角田夏実選手が金メダル獲得に勝ちあがるまでにも不可解判定がありました。

この事例は準決勝でのスウェーデンン出身バブルファス選手との戦いでしたが、相手への指導3つで角田選手の勝利に。

これは橋本壮市選手と同じパターンで、バブルファス選手の方が果敢に技を掛けにいったものの、<組み合わない>という指導で反則負け。

バブルファス選手は直後に審判に詰め寄りましたが、判定は覆りませんでした。

これに関してもネットでは、おかしい・不可解という声があがっています。

極めつけは柔道混合団体・日本vsフランス戦のルーレットにやらせ疑惑もあったようです。

国際柔道連盟(IJF)の審判員レベルが低いのはなぜ?

ではなぜ国際柔道連盟の審判のレベルが低いのでしょうか。

理由を考察してみました。

日本と同じレベルで柔道審判団の教育ができていないから

恐らくですが全日本柔道連盟に所属する審判と、同レベルの教育や試験内容が実施されていない可能性があると思います。

現在では約200ヶ国で日本生まれの【柔道(judo)】が行われていると言われています。

となると、大会に必要な審判も必要となり世界中でたくさんの応募もあるでしょう。

そこで世界中にいる柔道審判員が、日本の講道館柔道で審判を務める日本人の方たちと同レベルの審判教育を受けるのは難しいと考えられます。

ただオリンピックの審判を務める審判員は厳しい試験や、大会経験を積んでいるはずです。

もっと講道館柔道レベルのスキルが世界中に広がると、国際柔道連盟の審判員レベルも上がりそうですね。

国際柔道連盟の審判員ランキングは、日本以外の国がトップ

オリンピックのような国際大会で審判をする、国際柔道連盟の審判員

実は彼らにもランキングがあるのはご存じでしょうか?

そのランキングを見ると意外なことに、ヨーロッパの審判員たちがトップにいました。

IJF審判員ランキング

  1. Raul CAMACHO(スペイン)
  2. Ioana BABIUC(ルーマニア)
  3. Balasz GOSZTONYI(ハンガリー)
  4. Vladimer NUTSUBIDZE(ジョージア)
  5. Roberta CHYURLIA(イタリア)

2024年5月に発表されたIJF審判ランキングなので、比較的新しい情報です。

ランキング表には審判を務めた大会と、その内容の評価が10点満点中の何点かという表記で記載されています。

日本人トップは東京五輪で唯一日本人審判として招集され、今回のパリオリンピックでも選出されている女性審判・天野安喜子さん。(全体13位)

>>日本人審判・天野安喜子さんについてはこちらをどうぞ

ちなみに【悪魔の6秒】を生んだ誤審試合の審判を務めた、エリザベス・ゴンザレスさんは全体の18位でした。

このランキングから、日本の格式あのある大会の日本柔道連盟の審判員と世界Judoの審判員の基準値が違うということがいえそうです。

こちらはそれぞれの柔道試合審判規定として紹介されているものです。

>>講道館柔道試合審判規定

>>国際柔道連盟(IJF)試合審判規定

国際大会の柔道審判がおかしい・レベルが低いのは昔からいわれている

今回はパリ五輪での不可解判定をまとめましたが、国際柔道審判団については昔からレベルが低い・誤審が多いと声がありました。

2020年シドニー五輪で篠原信一さんの世紀の大誤審をご存じの方は、そう思う方も多いでしょう。

世紀の大誤審動画はこちら

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