第171回直木賞を受賞した、作家の一穂ミチ(いちほみち)さん。
実は一穂さんは作家として顔出しをせずに15年間ずっと活動されています。
今回はそんな一穂ミチさんが顔出しNGの理由や年齢・wiki風プロフィールについて、調べてみました。
直木賞受賞の「ツミデミック」
【顔写真NG】一穂ミチさんが顔出ししないのはなぜ?
今まで覆面作家として活動されていた、一穂ミチさん。
今回直木賞受賞を受けて、初めてマスク姿でメディアの前に登場されています。
直木賞作家の一穂ミチさんが顔出しされていない理由については、明確には断言されていませんでした。
個人的な推測ですが、一穂ミチさんは≪兼業作家≫として15年間ずっと活動されています。
小説作品を書きながら、会社勤めをされているので普通の会社員として過ごすことを選ばれたんではないでしょうか。
会社の何人かには「小説を書いて本屋には並んでいる」と伝えたものの、一穂ミチというペンネームは伝えていなかったようです。
会社員として居場所があることで作家とのバランスが取れている、と以前語っており兼業することでメンタル的にプラスになっているそうです。
ちなみに作家であることは、母親にも話していなかったという一穂ミチさん。
打ち明けたのはなんと、2021年に直木賞候補に選出されたとき。
そこまで家族にバレなかったのもすごいですよね。
BL(ボーイスラブ)の小説作家ということで、もしかしたら家族に話すのに少し戸惑った部分もあったかもしれませんね。
一穂ミチさんの年齢や出身wikiプロフィール!
一穂ミチさんの年齢や出身
一穂満さんは1978年生まれなので、2024年の今年は46歳になられます。
大阪府大阪市の出身で、2023年には大阪歴史博物館でトークショーも行われていました。
一穂ミチさんwiki風プロフィール
作家名 (ペンネーム) | 一穂ミチ (いちほ みち) |
---|---|
生まれ年 | 1978年 |
出身 | 大阪府大阪市 |
作家デビュー | 2007年 |
学歴 | 関西大学(社会学部) |
受賞 | 第171回直木賞 「ツミデミック」 |
一穂さんには1つ上のお兄さんがいらっしゃり、その影響で小学生の頃は「コロコロコミック」で出会ったドラえもんが好きだったそうです。
一穂ミチさんの作家経歴について
一穂さんは、母親の影響で小さい頃から本を読む習慣があったそうです。
中学生のころは演劇部、高校のころは漫画を読みたいという理由で帰宅部だった一穂ミチさん。
そこから小説家になるまで、一穂さんにの経歴などを紹介します。
大学時代
- 関西大学社会学部に進学
- 綾辻行人/有栖川有栖/森博嗣などの本をよく読む
- 個人のホームページを作って二次創作(イラスト/小説)を始める
- ここでイラストよりも文章を書く方が得意と気づく
就職後
- 働きながらオタク活動を続ける
- 同人誌を作り始める
- ペンネームは一穂ミチとは違うものだった
- 同人誌で活動中に編集者から声がかかる
- 2007年に『雪よ林檎の香のごとく』でBL作家デビュー
オリジナルのBL作品デビューまでには1年近く時間がかかったという一穂さん。
その時からずっと会社員と作家の兼業を続けてこられているんですね。
2024年に直木賞を受賞した「ツミデミック」は、BL作品ではなく一般小説です。
今まではBL小説として有名だった一穂ミチさんは、近年はBL作品だけでなく幅広い作品を執筆されています。
一穂ミチさんのおすすめ作品
一穂ミチさんのおすすめ作品を紹介していきます。
木原音瀬さんは「美しいこと」「COLDシリーズ」、凪良ゆうさんは「美しい彼」「ショートケーキの苺には触らないで」、一穂ミチさんは「雪よ林檎のか香のごとく」「イエスかノーか半分か」
— ネコヤマ (@nekoyamadon) July 13, 2024
……が私は大好きでオススメです😌
直木賞受賞の「ツミデミック」
一穂ミチさんの『ツミデミック』読みました。おもしろいという一言では表せない、読み終わるたびに深く息をつきたくなる、それぞれ手触りが違う6編。パンデミックをきっかけに動く人間ドラマにぐいぐい引き込まれました。すごくオススメです。 pic.twitter.com/8PID3rMMVK
— 山内健太郎 (@magutaro0815) December 1, 2023
『スモールワールズ』
一穂ミチさんの『ツミデミック』読んだら『スモールワールズ』も読んでほしい!
— ミイ (@nimame_37) July 17, 2024