アメリカで昔らから存在が言い伝えられている、ビッグフット。
身長は2mを超え、体重は300㎏前後の未確認動物です。
ビッグフットの存在は1840年に宣教師の話として記録されていますが、その存在を実際に見たとされる人は数少ないとされています。
今回は
について調べてみました。
ビッグフットはなぜ見つからない?
ビッグフットが未確認動物として長年存在を調査されながらも、見つからない理由は大きく3つ挙げられそうです。
- ビッグフットは実際には存在していないから
- ビッグフットは隠れて暮らしているから
- ビッグフットは共食いしているから
理由①ビッグフットは実際には存在していないから
まずビッグフットが見つからない理由の大きいものとしては、実際には存在していないからといわれています。
ビックフットの存在については、アメリカだけでなく世界で長年議論されてきました。
ビッグフットを始めとする未確認動物を研究する機関もあります。
しかしこれだけ長年研究されてきても、確実な姿や証拠を押さえた人はおらずビッグフットの存在自体が嘘なのではないかと言われているのです。
ビッグフットの姿をとらえた動画として最も有名になった「パターソン・ギムリン・フィルム」。
この動画は1967年に2人の男性によって撮影され、ビッグフットの姿として話題になりましたがあとになって捏造ややらせだったという証言もあり、真実は闇に葬られています。
この動画については専門家でも意見が分かれているらしい
理由②ビッグフットは隠れて暮らしているから
ビッグフットが見つからない理由としては、彼らはアメリカやカナダの山岳地帯の森の奥深くに暮らしているからという理由もあるようです。
ビッグフットの目撃された場所というのは、アメリカ大西洋の森など人里離れた山奥が一般的でした。
ビッグフットを探す専門家たちも、人が普段行かない自然豊かな場所にビッグフットを探しに出かけています。
真偽はともかく初めてビッグフットを撮影されたとされる、パターソン・ギムリン・フィルムもカリフォルニア州北部の深い森の奥で撮影されています。
ビッグフットは森の奥深くにひっそりと暮らしている未確認動物だからこそ、人々の探求心を引き立てるかもしれませんね。
理由③ビッグフットは共食いしているから
ビッグフットが見つからない理由としては、彼らは共食いしているのでは?という声もあるようです。
調べてみると、ビッグフットの死体や骨が見つからないのはそれを仲間が食べているからと考えられています。
ビッグフットはかなり昔から存在を議論され、多くの研究者や探検家がその存在を探してきました。
それなのに死後の姿や体毛・骨を見つけることができないのはビッグフットは仲間が死んだらその肉や骨を食べて生きているからだそうです。
たしかにこれだけ誰も見つけられないとなると、共食いという考えもなきにしもあらずなのかもしれないですね。
ビッグフットが実在するのは嘘?FBIの見解は?
ビッグフットが本当に実在する動物なのかについては、今も議論がされており決着がついていません。
実はアメリカ連邦捜査局のFBIが、実際に『ビッグフット』の存在について調査をしていました。
調査が行われたのは1976年~1997年にかけてのこと。
ビッグフット情報センターの所長・ピーター・バーン氏が、FBIに毛髪の調査を依頼したことがきっかけでした。
約6年間の研究で初めて手に入れたという、識別不能の毛髪と皮膚片の調査をFBIに依頼したバーン氏。
一度は断られますが、ビッグフットに世間の注目が集まり調査をしてもらえることになりました。
その結果は残念ながら「ビッグフットのものではない」「これはシカ類の毛髪」ということだったようです。
FBIをも巻き込むほどの未知の生物、ビッグフット。
その存在については、これからも議論が続きそうですね。
ビッグフットの正体はゴリラとは違う生物と言われている
ビッグフットのことが話題になると、「ただのゴリラでは?」という声がたくさん出てきます。
確かに外見の毛むくじゃらな感じは、まさしくゴリラですよね。
しかしゴリラとビッグフットでは決定的な違いがあります。
それは「二足歩行」ということです。
ビッグフットは常に直立の二足歩行で、人間近い存在と考えられています。
それに比べてゴリラは、手を地面について歩く四足歩行が基本です。
外見は似ていても、根本的な身体の作りが違うようです。
しかし稀に、ゴリラでも二足歩行をする子がいます。
Although gorillas occasionally walk on two legs (bipedal), it is less common. Not for Louis though – he can often be seen walking bipedal when his hands are full of snack or when the ground is muddy (so he doesn't get his hands dirty)! pic.twitter.com/6xrMQ1MU9S
— Philly Zoo (@phillyzoo) March 5, 2018
ゴリラのルイズくんは、手に食べ物を握っていたり地面が泥だらけのときはこのように二足歩行をしているんだそう。
もしルイズくんの二足歩行を森で目撃したら、ビッグフットと見間違うかもしれませんね。
ビッグフットを実際見たという人の証言内容を紹介
実際にビッグフットを見た!という方の証言を調べてみました。
2021年11月:車中から目撃(イリノイ州)
2021年には車で走行中にビッグフットとぶつかりそうになったという男性が現れました。
しかもこの男性の証言は信ぴょう性が高いと、専門家たちも注目をしています。
事の経緯
- 2021年11月27日 米イリノイ州・カス郡
- 目撃者のパトリックさんは仕事を終え帰宅中
- 22:30過ぎにチャンドラービルという町を通過
- 突然道路の脇の茂みから超大型生物が飛び出してきた
慌ててブレーキを踏んで事故を回避したパトリックさんは、その生物についてこうかたっています。
- 全身が黒い毛に覆われていた
- 体を前傾させて2度のジャンプで道路を飛び越えていった
その時間わずか2秒ほど。
その姿をはっきりと見てしまったパトリックさんは、前傾姿勢なのに頭は車のルーフに届くほどだったとも証言しています。
証言インタビューでは「ビッグフット」について、議論は知っていたがそこまで興味がなかったというパトリックさん。
見た瞬間は言葉を失って、ただ見送ることしかできなかったそうです。
パトリックさんはこの出来事を、ビックフット研究所の「the Bigfoot Field Researchers Organization (BFRO)」へと報告しています。
2023年10月:列車の中から目撃(コロラド州)
2023年にビッグフットを目撃したとされるのは、列車の中にいた1組のカップルと乗客でした。
コロラド州の田舎道を走る列車から見える、山の斜面に現れた二足歩行の生物がビッグフットだと話題になっています。
彼らは列車の中から鹿を見ようと眺めていたら、謎の生物を目撃し「ビッグフットを見たかも」と発言。
それを聞いた別の乗客が撮った動画がこちらです。
こちらの動画にもやらせや偽物では?というコメントもあったようですが、FOXチャンネルが取り上げるなどして話題になりました。
こんなところ人間あるかないよね
もし仕込みだったとしたら相当手が込んでる・・
ビッグフットの存在は今もなお議論されており、目撃情報も出てきている
今回はアメリカの先住民時代まで遡るといわれている、ビッグフットの存在について深堀りしてみました。
ビッグフットがこんなに長い年月探されているのに見つからない理由は、実在していないからという人もいますが結局のところ事実はわかりません。
その一方で2024年の今もなおビッグフットの目撃情報は出てきているので、今後も世界中でその存在は議論が続きそうですね。